電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

184022

タイトル(和文)

リン酸型燃料電池システムの構成評価(その1)-システム効率計算プログラムの開発-

タイトル(英文)

EVALUATION OF PHOSPHORIC ACID FUEL CELL POWER PLANT CONFIGURATION (1) -DEVELOPMENT OF COMPUTER PROGRAM FOR PLANT EFFICIENCY-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

リン酸型燃料電池発電プラントの実用化にあたっては,発電効率,利用形態,環境,安全性,信頼性,排熱利用,コストなどの幅広い方面からの検討が必要である。本報告ではリン酸型燃料電池発電システムの構成を最適化するためシミュレーションプログラムを開発した。主な特徴は以下の通りである。(1)リン酸型燃料電池を構成する多数の機器を容易に組変えることが可能なモジュラ法を採用した。(2)実際のリン酸型燃料電池本体の要求性能に一致する様に,電池内触媒被毒の原因となるCOの電池入口濃度を任意に設定できるものとした。(3)システム内の主たる構成機器である熱交換器を与熱用と受熱用に分け,それらの接続を自由選択し,システム効率向上のための最適化を図れるものとした。

概要 (英文)

PHOSPHORIC ACID FUEL CELL(PAFC)POWER PLANTS ARE CONSIDERED TO BE REALIZED BY THOSE HIGH PLANT EFFICIENCY AND SUPERIOR ENVIRONMENTAL ACCEPTABILITY. FURTHER ANALYSIS SHOULD BE CARRIED OUT FROM THE VIEWPOINT OF PLANT EFFICIENCY,OPERATING CONDITIONS,ENVIRONMENT,COST AND SO ON. A COMPUTER PROGRAM IS DEVELOPED TO EVALUATE PAFC POWERPLANT CONFIGURATION.THE FEATURES OF THE PROGRAM ARE AS FOLLOWS. 1)MODULAR-METHOD IS USED TO REARRANGE PLANT CONFIGURATION EASILY.(1)IT IS ABLE TO SET THE MOLE FRACTION OF CO BY WHICH PT CATALYSTS ARE POISONED IN PAFC ANODE. (2)HEAT EXCHANGERS ARE DIVIDED INTO TWO PARTS,HOT STREAM SIDE AND COOL STREAM SIDE.HEAT EXCHANGE SYSTEM IS INVESTIGABLE BY CONNECTING EACH SIDE OF MANY HEAT EXCHANGERS.

報告書年度

1984

発行年月

1985/01/01

報告者

担当氏名所属

渡辺 隆夫

電力研究所開発部新発電研究室

栗原 郁夫

電力研究所開発部新発電研究室

堀内 長之

研究開発本部新エネルギー部

キーワード

和文英文
燃料電池 FUEL CELL
リン酸 PHOSPHORIC ACID
システム効率 SYSTEM EFFICIENCY
システム評価 SYSTEM EVALUATION
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