電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

183045

タイトル(和文)

電力用アモルファス太陽電池の開発動向

タイトル(英文)

DEVELOPMENT SITUATION OF AMORPHOUS SILICON SOLAR CELLS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

低コスト太陽電池の開発において,最近特に注目を浴びてきたのがアモルファスシリコン(a-Si)太陽電池である。a-Si太陽電池は,結晶型シリコン太陽電池とはまったく異なった形成加工法からなり,その形成加工エネルギーが少なく,工程が簡単で,連続的に大量生産が容易で,しかも使用材料が少なくてすむなどの多くの低コスト太陽電池として資質を有しており,すでに電卓や時計用電源などへの民生用としては実用化されている。本報告は,低コスト太陽電池として期待されているa-Si太陽電池について,最近の開発動向を調査するとともに,電力用として利用する場合の問題点や今後の課題についてまとめたものである。

概要 (英文)

RECENTLY,AN AMORPHOUS SILICON(A-SI)SOLAR CELL HAS BEEN GATHERING ATTENTION AS ALOW COST SOLAR CELL BECAUSE OF THE FOLLOWING FACTORS.THE MANUFACTURING PROCESS IS SIMPLE,THE MANUFACTURING ENERGY REQUIRED IS SMALL,THE CONSECUTIVE MASS-PRODUCTION IS EASY ,AND THE NECESSARY FILM THICKNESS FOR SOLAR CELLS IS ONLY ABOUT 1 MU M,INSTEAD OF ABOUT 300 MU M AS IN THE CASE OF SINGLE CRYSTAL SI. FOR ABOVE REASONS,THE A-SI SOLAR CELL IS ALREADY USED FOR CONSUMER EQUIPMENT AS THE POWER SOURCE FOR ELECTRONIC CALCULATORS AND WRIST WATCHES. THIS PAPER DESCRIBES THE CURRENT SITUATION WITH REGARD TO THE DEVELOPMENT OF A-SI SOLAR CELLS,AND FUTURE PROSPECTS AND RESEARCH SUBJECTS FOR APPLICATION TOELECTRIC POWER GENERATING SYSTEMS.

報告書年度

1983

発行年月

1984/08/01

報告者

担当氏名所属

武田 行弘

電力研究所開発部新発電研究室

キーワード

和文英文
光発電システム PHOTOVOLTAIC SYSTEM
アモルファス太陽電池 AMORPHOUS SOLAR CELL
低コスト太陽電池 LOW-COST SOLAR CELL
アモルファス半導体 AMORPHOUS SEMICONDUCTOR
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