電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

183028

タイトル(和文)

酸化亜鉛形避雷器漏れ電流検出器の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF THE LEAKAGE CURRENT DETECTOR FOR ZINC-OXIDE SURGE ARRESTERS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

実課電中の酸化亜鉛形避雷器が健全な状態を維持するためには,適切な設備診断技術を確立することが重要である。そこで,避雷器の劣化に伴い増加する抵抗成分の漏れ電流を検出・評価することによって,劣化の状態を診断できる新しい形の検出器を開発した。本検出器の実用性・信頼性を確認するためのフィールド試験を実施した結果,満足すべき成果が得られている。本検出器を用いて,保守点検時にこれらの値の推移を経年的に計測・追跡することによて,劣化に至る前駆現象をとらえることにより,避雷器の寿命予知の検討に生かすことが期待される。

概要 (英文)

AN APPROPRIATE DIAGNOSTIC TECHNIQUE IS INDISPENSABLE FOR THE MAINTENANCE OF A SOLID STATE TYPE OF THE ZINC OXIDE ARRESTERS UNDER CHARGE. A NEW DETECTOR HAS BEEN DEVELOPED THAT IS CAPABLEOF DIAGNOSE THE PROGRESS OF DETERIORATION OF ARRESTERS BY MEANS OF THEDETECTION AND EVALUATION OF THE RESISTIVE CONPONENT OF LEAKAGE CURRENT,WHICH INCREASES ALONG WITH SUCH DETERIORATION. A SATISFACTORY RESULT WAS OBTAINED FROM THE FIELD TEST OF THE NEW DETECTOR,WHICH WAS CONDUCTEDTO VERIFY ITS PRACTICABILITY AND RELIABILITY. THE EMPIRICAL MEASURMENTAND TRACING OF THE PROGRESS OF LEAKAGE CURRENT BY THIS DETECTOR IN ITSMAINTENANCE AND ROUTINE CHECK WILL ENABLE TO FIND OUT PROGNOSTIC PHENOMENA OF DETERIORATION AND WILL BE USED FOR THE ESTIMATION OF LIFE OF THE ARRESTERS.

報告書年度

1983

発行年月

1984/01/01

報告者

担当氏名所属

横倉 冨夫

電力研究所送変電部系統絶縁研究室

尾野 孝夫

電力研究所送変電部

松原 広治

電力研究所送変電部系統絶縁研究室

キーワード

和文英文
酸化亜鉛形避雷器 ZINC-OXIDE TYPE ARRESTERS
避雷器 ARRESTERS
漏れ電流検出器 LEAKAGE CURRENT
設備診断技術 DIAGNOSTIC TECHNIQUE
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry