電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

182033

タイトル(和文)

電源の分散立地に関する一考察

タイトル(英文)

ON DISPERSED ALLOCATION OF GENERATING FACILITIES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電源の遠隔化や地中線の増加に伴なう送配電設備投資の増大を,電源の分散立地により抑制しようとする考え方がある。分散電源の技術は現在開発途上にあり未解明の点が多いこともあり,その経済性評価に関する具体的な検討についてはわが国ではほとんど例がない。本報告では分散立地の電源として比較的開発が進んでいると考えられるりん酸型燃料電池を取り上げ,その導入の経済性を検討するためのひとつの手法を示し,あわせて現在推定されているデータをもとに配電用変電所に設置するケースについて概略的な試算を行なったものである。

概要 (英文)

THIS PAPER PRESENTS AN ASSESSMENT METHODOLOGY ON ECONOMIC ALLOCATION OF DISPERSED GENERATION. THE FIRST STAGE OF THE PRESENTED METHODOLOGY IS TO EVALUATE THE TOTAL BENEFIT DEFINED AS FOLLOWS. TOTAL BENEFIT = GENERATING COST OF REFERENCE PLANT - GENERATING COST OF DISPERSED PLANT + TRANSMISSION AND DISTRIBUTION CREDIT THE SECOND STAGE IS TO JUDGE THE ECONOMY OF DISPERSED GENERATION BY THE BENEFIT. RESULTS OF CASE STUDIES ARE ALSO GIVEN WHICH REVEAL THE TARGET OF TECHNOLOGY DEVELOPMENT THAT ENABLES FUEL CELL TO COMPETE WITH CONVENTIONAL LNG THERMAL PLANT.

報告書年度

1982

発行年月

1983/04/01

報告者

担当氏名所属

七原 俊也

電力技術研究所電力システム部電力系統研究室

大庭 靖男

電力技術研究所電力システム部電力系統研究室

福留 渥

電力技術研究所送配電部配電研究室

高橋 一弘

電力技術研究所電力システム部

キーワード

和文英文
分散型電源 POWER SYSTEM
燃料電池 DISPERSED GENERATING FACILITY
経済評価 ECONOMIC ASSESSMENT
送配電クレジット TRANSMISSION CREDIT

DISTRIBUTION CREDIT
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