電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

182032

タイトル(和文)

交流・直流電力系統シミュレータの開発(その1)-主なる機能と設備の特徴-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF AC-DC POWER SYSTEM SIMULATOR (1) -MAIN FACILITIES AND FUNCTIONS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

わが国では,原子力電源からの直流大電力送電方式が重要な検討課題として取上げられている。このような大電力直流送電には極めて高い信頼度と高度の機能が要求されている。これまでに原子力電源からの直流送電は世界にも例がなく,系統制御面では高信頼度・高機能の制御保護技術を開発しておく必要がある。当所では,大電力直流送電に関して,高信頼度・高性能の制御保護方式の開発と機能検証,未経験な異常現象の解明と対策の確立など,大電力直流送電の実用化に重要な系統運用面での諸課題を解決するため,種々の新しい機能を組入れた交流・直流系統のシミュレータを計画し設置した。本報告は上記電力系統シミュレータの主なる機能と設備の特徴,基本仕様を示したものである。

概要 (英文)

HVDC TRANSMISSION FROM A NUCLEAR POWER STATION IS CONSIDERED AS ONE OF THE IMPORTANT BULK POWER TRANSMISSION SYSTEMS IN THE FUTURE. FOR THE BULK POWER TRANSMISSION,VERY HIGH RELIABILITY AND OPERATING FUNCTIONS ARE REQUIRED TO HVDC TRANSMISSION. HITHERTO,HVDC TRANSMISSION FROM A NUCLEAR POWER STATION IS NOT EXISTED IN THE WORLD,AND FOR THIS PURPOSE DEVELOPMENT OF HIGH-RELIABLE AND EFFICIENT CONTROL AND PROTECTION SYSTEM ARE NECESSARY. THE AC-DC POWER SYSTEM SIMULATORHAVING VARIOUS NEW FUNCTIONS ARE DEVELOPED TO INVESTIGATE HIGH-RELIABLE AND EFFICIENT CONTROL SYSTEMS AND TO CLARIFY COUNTERMEASURES FOR UNEXPERIENCED ABNORMAL PHENOMENA OF FUTURE AC-DC INTEGRATED BULK POWER SYSTEMS. THIS REPORT DESCRIBES MAIN FACILITIES AND FUNCTIONS OF THE SIMULATOR.

報告書年度

1982

発行年月

1983/05/01

報告者

担当氏名所属

吉田 幸雄

電力技術研究所電力システム部直流系統研究室

林 敏之

電力技術研究所電力システム部直流系統研究室

植田 清隆

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

市川 建美

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

松岡 徳次

電力技術研究所

町田 武彦

電力技術研究所電力システム部

キーワード

和文英文
高性能シミュレータ HIGH PERFORMANCE SIMULATOR
直流送電 HVDC TRANSMISSION
原子力発電 NUCLEAR PLANT
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