電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

182010

タイトル(和文)

レーザによる気体の絶縁破壊と誘雷

タイトル(英文)

LASER-INDUCED GAS BREAKDOWN AND ITS APPLICATION FOR LIGHTNING PROTECTION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書はレーザ光による気体の絶縁破壊,レーザ光による放電の誘導,およびレーザ誘雷の可能性について調査した結果であり,結果は以下のように要約される。1)レーザ光による気体の絶縁破壊は,多光子吸収理論とカスケード理論で,ほぼ実験事実を説明できる。2)大出力パルスレーザの使用により数mにわたって放電を誘導することが可能である。3)上述の特性から,レーザ光を用いて誘雷を行うことは,未知の分野であるがかなりの可能性がある。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE RESULTS OF RESEARCH ON LASER-INDUCED GAS BREAKDOWN,DISCHAGE GUIDING WITH A LASER AND LIGHTNING TRIGGERING WITH A LASER. THE MAIN POINTS OF THE RESULTS ARE AS FOLLOWS: 1)LASER-INDUCED GAS BREAKDOWN IS EXPLAINED THEORETICALLY BY MULTIPHOTON ABSORBTION THEORY AND CASCADE THEORY.THE AGREEMENT BETWEEN THEORY AND EXPERIMENT IS RATHER GOOD. 2)ELECTRICAL DISCHARGE CAN BE GUIDED FOR SEVERAL METERS WITH A HIGH POWER PULSE LASER. 3)LIGHTNING TRIGGREING WITH A LASER IS VERY PROMISING,ALTHOUGH IT HAS MANY PROBLEMS TO BE SOLVED BEFORE APPLICATION.

報告書年度

1982

発行年月

1982/09/01

報告者

担当氏名所属

新藤 孝敏

電力技術研究所系統絶縁部放電研究室

鈴木 俊男

電力技術研究所系統絶縁部放電研究室

キーワード

和文英文
レーザ LASER
放電 DISCHARGE
誘雷 TRIGGERED LIGHTNING
雷しゃへい LIGHTNING PROTECTION
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