電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

181050

タイトル(和文)

タービン高速制御による安定度向上

タイトル(英文)

STUDY OF FAST VALVING TO IMPROVE POWER SYSTEM STABILITY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

タービン高速制御(FV)による安定度向上効果,並びに,安定度向上策として一般に採用されつつあるPSS付超速応励磁系とFVの協調について,以下の成果を得た。(1)FV採用により,安定度指標としての限界送電々力は数割向上する。また,再閉路と組み合わせることが,FVの長所を更に発揮させることとなる。(2)FVパラメーターと安定度向上効果との相関関係を明らかとした。(3)FVとPSSを安定度向上策として組み合わせて用いる場合には,PSSの設定によってはかえって安定度が低下することを明らかとした。このため,PSS入力項目について検討を加え,FVとPSSの協調のとれた制御を行なうための3種類の指針を示し,それぞれの特徴を明らかとした。

概要 (英文)

IT IS THE PURPOSE OF THIS PAPER TO INVESTIGATE THE EFFECTS OF FAST VALVING IN ENHANCING THE POWER TRANSFER LIMIT AND THE CO-OPERATION WITH OTHER METHODS,ESPECIALLY THE HIGH-SPEED EXCITATION SYSTEM WITH PSS. (1)FAST VALVING INCREASES THE POWER TRANSFER LIMITBY 30% AT MAXIMUM RATE.BUT EXCESSIVE REDUCTION OF THE OPENING TIME OF THE INTERCEPT VALVE AFTER CLOSING CAUSES BAD INFLUENCES IN STABILIZING THE POWER SYSTEM. (2)THE HIGH-SPEED EXCITATION SYSTEM WITH PSS DESIGNEDBY ORDINARY METHOD MAY DECREASE THE STABILITY LIMIT.THE CAUSES OF THISMECHANISM ARE CLEARED AND THREE METHODS ARE PRESENTED TO CO-OPERATE WITH FAST VALVING AND PSS IN INCREASING THE STABILITY LIMIT.

報告書年度

1981

発行年月

1982/06/01

報告者

担当氏名所属

谷口 治人

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

キーワード

和文英文
過度安定度 TRANSIENT STABILITY
動態安定度 DYNAMIC STABILITY
ファーストバルブ(FV) FAST VALVING(FV)
EVA EVA
PSS PSS
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