電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

181046

タイトル(和文)

ACSR330平方mm2導体・2回線直流試験送電線下のイオン流帯電現象

タイトル(英文)

ION FLOW ELECTRIFICATION PHENOMENA UNDER DC DOUBLE CIRCUIT TESTING LINES OF ACSR 330 SQUARE MM TWO CONDUCTOR BUNDLES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

直流架空送電線には,電線表面コロナ放電にともなうイオン流によって線下物体に電位を生ずる帯電現象があり,直流送電線の地上高および電線配列などの設計に重要な要素となる。本報告は,これまで検討されていなかった2回線直流送電線におけるイオン流帯現象の予備的検討として,当所塩原実験場に設備したACSR330平方mm2導体・2回線直流試験送電線において昭和55年1月から12月の約1ヶ年間に実測された晴曇天時の帯電々圧の実測結果と,その直角方向分布,1回線と2回線の比較,および予測計算結果との対応について述べたものである。

概要 (英文)

THE ISOLATED OBJECTS UNDER DC OVERHEAD TRANSMISSION LINES ARE ELECTRIFIED BY THE ION FLOW CAUSED BY THE DC CORONA DISCHARGE ON THE SURFACE OF CONDUCTORS. THIS ELECTRIFICATION PHENOMENON IS IMPORTANT IN DESIGNING DC TRANSMISSION LINES,ESPECIALLY THEIR CONDUCTOR HEIGHT. CONSIDERING THE ABOVE POINT,WE BEGAN TO MEASURE THE ELECTRIFIED VOLTAGE OF THE STANDARD DISCS ARRANGED LATERALLY UNDER THE BIPOLARDOUBLE CIRCUIT DC LINE OF 2. 53CM TWO BUNDLE CONDUCTORS AT SHIOBARA TESTING LABORATORY. THIS REPORT DESCRIBES THE RESULTS OF LONG TERM TEST(JAN. DEC.1980)SUCH AS RELATION BETWEEN ELECTRIFIED VOLTAGE AND POLE ARRANGEMENT,LATERAL PROFILE OF THE VOLTAGE AND COMPARISON WITH THE ESTIMATION.

報告書年度

1981

発行年月

1982/07/01

報告者

担当氏名所属

天野 雄二

電力技術研究所UHV送電線建設技術部設計課

須田 知孝

電力技術研究所系統絶縁部高電圧研究室

須永 孝隆

電力技術研究所系統絶縁部高電圧研究室

平山 良行

電力技術研究所系統絶縁部高電圧研究室

キーワード

和文英文
2回線
イオン流体電
直流送電線
環境問題
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