電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

181041

タイトル(和文)

浮揚発電所接続用可撓アーチ添架ケーブルの歪特性

タイトル(英文)

STUDY ON THE OPTIMUM STRAIN CHARACTERISTIC OF THE CONNECTING CABLE FOR A FLOATING PLANT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

大容量洋上浮揚発電所として有望視されている防波堤内係留発電船と海底ケーブルの接続法として3ーヒンジ・ブリッジに電力ケーブルを添架し,ヒンジの開閉によって発電船の上下動を吸収する方式が考えられている。本報告は,この方式で最も重要と思われるヒンジ部についてアルミパイプを用いたモデル実験を行い次のことを明らかにした。1.発電船の上下動とヒンジの開閉の角変化の関係を幾何学的に明らかにした。2.ヒンジ部に添架される可撓アーチまたはケーブルシースの歪を最小にしかつ一様に分布させる最適条件がアーチ曲率によらず与えられることを明らかにした。3.ヒンジの開閉に伴なうアーチの歪は通常の曲りばりの歪の式で近似できることを示すと共に,本方式が実用に供し得る見通しを与えた。

概要 (英文)

THE OVERHEAD CABLES SUPPORTED ON THE 3-HINGED BRIDGE WITH 3 FLEXIBLE ARCH IS MOST FEASIBLE METHOD TO CONNECT FLOATING PLANT IN THE BREAKWATER AND LANDING CAISSON FIXED ON SEA BED. IN ORDER TO CLARIFY THE STRAIN CHARACTERISTICS OF THE FLEXIBLE ARCH,A MODEL EXPERIMENT WAS CARRIED OUT WITH BENDED ALUMINUM POPES.THE RESULTS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS,1)ANGLE CHANGES OF EACH HINGE DUE TO THE PLANT MOTION IS GEOMETRICALLY CALCULATED . 2)THERE IS THE OPTIMUM HINGE AND ARCH COMFIGURATION WHICH GIVES MINIMUM AND UNIFORM STRAIN DISTRIBUTION ON THE ARCH,AND WHICH CAN BE DETERMINED INDEPENDENTLY OF THE ARCH RADIUS. 3)STRAIN ON THE ARCH SETTLED AT OPTIMUM CONDITION APPROXIMATELY AGREES WITH CALCULATED VALUE AS A CURVED BEAM.

報告書年度

1981

発行年月

1982/05/01

報告者

担当氏名所属

今城 尚久

電力技術研究所送配電部電線路研究室

キーワード

和文英文
海上発電所 FLOATING PLANT
歪分布 CONNECTING CABLE
OFケーブル FLEXIBLE ARCH
CVケーブル STRAIN
橋梁添架 MECHANICAL STRENGTH
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