電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

181028

タイトル(和文)

長ギャップにおける耐熱鋼心アルミより線(TACSR)のアーク損傷

タイトル(英文)

ARC DAMAGES OF TACSR AT LONG GAP

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

導体-下アーム間隔とホーン間隔の間で雷インパルスに対する絶縁協調をとらない場合には,続流アークによる電線表面の損傷が心配となる。本報告ではこのアーク損傷について述べる。アーク電流が電線の両側へ1対1で分流する場合には,導体の何本かの素線が溶断した。この分流比が電線の両側で異なる場合には,電線表面のアーク損傷はこの分流比率に依存する。アーマロッドはアーク損傷に対して有効な手段である。

概要 (英文)

IF THE INSULATION COORDINATION FOR THE LIGHTNING IMPULSE STRESS BETWEEN A CONDUCTOR-LOWER ARM GAP AND A HORN-HORN GAP ON THE OVERHEAD TRANSMISSION TOWER IS NOT ADOPTED,THE LIGHTNING FLASHOVERS ARE LIKELY TO OCCUR AT THE CONDUCTOR-LOWER ARMGAP. THEREFORE THEDAMAGES OF CONDUCTOR SURFACE DUE TO THE DYNAMIC ARC CURRENT IS POSSIBLE. THIS REPORT DESCRIBES ABOUT THESE ARC DAMAGES. WHEN THE ARC CURRENT FLOWED SEPARATELY IN THE BOTH DIRECTIONS OF CONDUCTOR AT ONE-ONE RATIO,SOME NUMBERS OF STRANDED WIRE OF THE CONDUCTOR WERE BURNED DOWN. THE ASPECTS OF ARC DAMAGES ON THE CONDUCTOR SURFACE ARE DEPENDENT UPON THIS RATIO. TO BIND ARMOR RODS AROUND THE CONDUCTOR IS EFFECTIVE MEASURES FORTHESE ARC DAMAGES.

報告書年度

1981

発行年月

1982/03/01

報告者

担当氏名所属

熊谷 睦雄

電力技術研究所系統絶縁部系統絶縁研究室

砂辺 欣也

武山センター試験研究部試験課

渡辺 泰夫

電力技術研究所系統絶縁部系統絶縁研究室

キーワード

和文英文
長ギャップ LONG GAP
TACSR TACSR
アーク損傷 ARC DAMAGE
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