電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
180068
タイトル(和文)
簡略過渡安定度計算手法の開発(第1報)-過渡時潮流計算法-
タイトル(英文)
SIMPLIFIED TRANSIENT STABILITY SOLUTIONS(1) -TRANSIENT STATE LOAD FLOW-
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
従来,系統計画における安定度の検討には,主としてXd’/背後電圧一定の発電機モデルが使用されている。しかし,近年では系統計画においてもよりきめ細かな検討が必要となり,運用計画等との協調のとれた精度を持つ効率の良い安定度解析手法の開発が重要な課題となっている。本研究では,系統計画における安定度計算法として,発電機過渡モデルによる過渡時潮流計算部分について新しい手法を開発した。このモデルによる従来の潮流計算法は,安定度計算の刻みステップあたりに繰り返し計算を必要とし,計算時間を要する難点があったが本計算ではこの部分の計算を一回の行列演算により精度を落さずに行なうものであり,全体として安定度計算の高速化を可能とした。
概要 (英文)
FOR TRANSIENT STUDY IN SYSTEM PLANNING,IT ISADEQUATE TO USE THE SIMPLIFIED GENERATOR MODEL WHOSE EQUATIONS ARE OBTAINED BY REDUCING SUB-TRANSIENT ITEMS IN PARK S FUNDAMENTAL EQUATIONS. THIS REPORT PRESENTS A FAST CALCULATING METHOD FOR TRANSIENT STATE LOADFLOW SOLUTIONS IN TRANSIENT STABILITY CALCULATION WITH ABOVE MENTIONEDGENERATOR MODEL.
報告書年度
1980
発行年月
1981/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
田中 和幸 |
電力技術研究所電力システム部系統技術研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
安定度 | TRANSIENT STABILITY |
過渡モデル | GENERATOR MODEL |
Y行列 | SYSTEM PLANNING |
LU分解 |