電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

180051

タイトル(和文)

導体表面電界測定器の試作と電界測定

タイトル(英文)

TRIAL MANUFACTURE OF CYLINDRICAL ROTATING FIELD METER AND ITS ELECTRIC MEASUREMENT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

送電線下のイオン流場における電界計算手法を確立するためには,導体表面電界や導体上のイオン流密度を明確にする必要がある。本報告は導体表面電界測定器を試作開発し,高電位の導体の表面電界を実測した結果を取りまとめたものである。主な結果は次のとおり。(1)導体表面電界測定器の構造は,直径1.5cmφ,長さ2.2mの円筒状である。(2)接地電位の測定器の出力電圧はコロナが発生しない範囲で表面電界に比例した。高電位点の測定器の電界測定値は表面電界が約35kV/cm以下の範囲で静電界計算値とほぼ一致した。(3)導体表面電界測定器とは別に,6分割導体を用いて導体表面上のイオン流分布を検討した。

概要 (英文)

THIS REPORT DEALS WITH PERFORMANCE OF A CYLINDRICAL ROTATING FIELD METER WHICH MEASURES ELECTRIC FIELD ON HIGH POTENTIAL CONDUCTOR SURFACE. SOME OF MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS. (1)THE STRUCTURE OF THE CYLINDRICAL FIELD METER IS 1.5CM IN DIAMETER AND 2.2MIN LENGTH. (2)THE OUTPUT VOLTAGE OF THE EARTHED FIELD METER IS PROPORTIONAL TO ITS SURFACE ELECTRIC FIELD IN THE CASE OF NO CORONA. THE OUTPUT OFTHE FIELD METER ON THE HIGH POTENTIAL SIDE NEARLY COINCIDED WITH THE CALCULATED ELECTROSTATIC FIELD BELOW 35KV/CM. (3)THE SPECIAL CONDUCTOR OF 2CM DIAMETER WHICH WAS DIVIDED INTO SIX PARTS WAS USED FOR STUDYING ION FLOW DISTRIBUTIONS AROUND THE CONDUCTOR SURFACE.

報告書年度

1980

発行年月

1981/05/01

報告者

担当氏名所属

相原 良典

電力技術研究所系統絶縁部高電圧現象研究室

原田 達哉

電力技術研究所

青島 好英

電力技術研究所系統絶縁部高電圧現象研究室

須田 知孝

電力技術研究所送配電部電線路研究室

キーワード

和文英文
コロナ放電 CORONA DISCHARGE
導体表面電界 SURFACE ELECTRIC FIELD
イオン流場 ION FLOW DISRTRIBUTION
電界計算 ELECTRIC FIELD CALCULATION
電界測定器 ELECTRIC FIELD METER
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