電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
179002
タイトル(和文)
新しい固有値解析法の開発と動的定態安定度への適用-Stability行列法-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告は動的定態安定度解析のための新しい固有値解法を開発し,理論および数値計算による検討を行いその有効性を明らかにしたものである。(1)S行列法は,行列の変換によって元の行列の固有値のうち最も実部が大きい固有値(安定度上最も問題となる固有値)を新しい行列(S行列)の絶対値最大の固有値に置換した後,ベキ乗法等による効率的な固有値解析を行う手法である。(2)行列のスパース性や構造性を利用することができるので,QR法と比較して必要な記憶容量が少なく,計算効率も高い。(3)ルンゲクッタ法や周波数応答法に比べて繰返し計算の回数が少く計算時間も短い。また,収束を速める為の各種の加速法の導入も可能である。(4)各繰返しにおいて誤差を推定
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1979/08/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
内田 直之 |
電力技術研究所電力システム部電力回路研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
S行列 | * |
動的定態安定度 | |
固有値 | |
ベクトル反復法 |