電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
178045
タイトル(和文)
極低温ケーブルの通電損失に関する予備的検討
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
液体窒素温度(約-200度)での極低温でのケーブルの導体損,パイプ損を導体断面積600平方mm,1000平方mmのケーブルを用いて実験的に求めるとともに,その評価法を考察した。得られた結果は次の通りである。(1)金属の直流固有抵抗は,同一材料でも不純物の混入割合によって大きく異なり,特に液体窒素温度でその差違が著しい。(2)分割セグメント構造の導体は,交流抵抗低減の有力な方法である。(3)液体窒素温度の交流導体抵抗は常温のそれと異なり,一般に使用されている計算式と一致しない。これは表皮効果によるものであることがわかった。(4)パイプの渦電流損失を測定し従来の計算式による値と対比した結果,常温の場合比較的よく一致する
概要 (英文)
報告書年度
1978
発行年月
1979/05
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
鈴木 寛 |
武山センター試験研究部技術課 |
共 |
深川 裕正 |
電力技術研究所送配電部電線路研究室 |
共 |
今城 尚久 |
電力技術研究所送配電部電線路研究室 |
共 |
伊藤 哲夫 |
電力技術研究所送配電部電線路研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
極低温抵抗性ケーブル | * |
直流固有抵抗 | |
交流導体抵抗 | |
パイプ損失 |