電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
178031
タイトル(和文)
三層押出XLPEケーブルの絶縁特性(その2)-浸水課電加速劣化による絶縁劣化判定-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
7種の三層押出XLPEケーブルの絶縁劣化について,浸水課電劣化試験を行い以下の結果を得た。(1)絶縁抵抗値の初期値200Ω・Fは,加速劣化5000時間で90Ω・F,1万時間で45Ω・Fに低減した。(2)課電正接値の初期値0.02%が劣化5000時間で0.03%,1万時間で0.1%に増加した。(3)交流長時間による絶縁破壊電圧の初期値35kV/mmが劣化5000時間で約30%,1万時間で約40%各々低下し,V-t特性の傾斜を示すnの値は16.5であった。(4)インパルス破壊電圧は初期値105kV/mmが劣化1万時間で約40%低下した。(5)新V-t特性からケーブルの寿命を推定すると約23年以上となった。
概要 (英文)
報告書年度
1978
発行年月
1979/02/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
鈴木 貞雄 |
電力技術研究所系統絶縁部絶縁材料研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
V-T特性 | * |
水トリー | |
XLPEケーブル | |
絶縁劣化判定法 |