電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

178012

タイトル(和文)

開閉サージに影響を与える要因の一検討-実測から得たしゃ断器投入時のばらつき,線路残留電圧減衰時定数およびサージインピーダンス-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

開閉サージの大きさや波形には系統構成,遮断器投入位相,投入用抵抗値など多くの要因が影響を与える。精度高く予測するためには出来るだけ実際に近い条件で計算を行う必要がある。本報告は多数の実系統試験結果から,遮断器投入時のばらつきの様相と線路残留電圧の減衰の様相を検討したもので,また各種送電線のサージインピーダンス値の取りまとめも行った。遮断器投入時のばらつきは正規分布に従うとみなして良く,その標準偏差は0.5~1.5msである事が明らかになった。線路残留電圧の測定時には分圧器の時定数が測定値に影響を与えるので,その補正方法を示すとともに,残留電圧の減衰時定数は系統電圧にほぼ比例して増大する事,およびUHV系統では減衰時定数が25秒以上になると推定される事を明らかにした。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1978/09/01

報告者

担当氏名所属

尾野 孝夫

電力技術研究所系統絶縁部電力遮断研究室

松原 広治

電力技術研究所系統絶縁部電力遮断研究室

キーワード

和文英文
開閉サージ *
残留電圧
サージインピーダンス
投入ばらつき
実系統試験
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