電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
178001
タイトル(和文)
送変電設備への雷撃現象(その1)-雷撃現象の模擬実験に関する一検討-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告は,送変電設備への雷撃現象を実験によって調べる研究の第一報であり,今迄に実施した大ギャップ放電の特性をまとめ,実際の雷放電の特性と比較し,模擬実験の可能性と限界とを検討したものである。主な結果は次の通りである。1.気中大ギャップ中の放電は,ストリーマ,リーダ,リターン電離波の過程を経て火花が形成される。このうち放雷の主役をなすのはリーダである。2.雷放電では,ストリーマは観測されておらず,リーダ,リターンストロークによって火花が完成する。リーダの速度,電荷密度は大ギャップよりも1~100倍大きい。3.雷放電,大ギャップ中とも,上向き放雷の開始電界は500kV/mと推定される。
概要 (英文)
報告書年度
1978
発行年月
1978/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
鈴木 俊男 |
電力技術研究所系統絶縁部放電研究室 |
共 |
三宅 久仁彦 |
電力技術研究所系統絶縁部系統絶縁研究室 |
共 |
岸嶋 勇 |
電力技術研究所系統絶縁部系統絶縁研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
雷現象 | * |
大ギャップ放電 | |
リーダ | |
リターンストローク |