電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
177087
タイトル(和文)
三層押出XLPEケーブルの絶縁特性(その1)(ミクロボイド,ボイド,異物,アンバー,突起および水トリー)
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
三層押出XLPEケーブルの絶縁劣化機構を検討するため,実ケーブルによる加速劣化試験を行い,次の物理特性を明らかにした。1.含有水分の浸透は,T-T型ケーブルより遅く,ミクロボイド(1.5μm程度)の発生個数がT-T巻ケーブルとほぼ同程度なので,含有水分の分布から推定して飽和状態では約2000~3000PPMに達する。2.押出機構の欠陥と考えられるような半導電層に接したボイド,突起および異物が観察され,これらの物があると必ず水トリー(最大350μm)が発生した。3.ボウタイ状水トリーは,ボイド(5~10μm)からの場合は,ボイドの大きさに依存し発生・進展した。異物からの場合は異物の大きさ・形状に無関係に発生・進展した。アンバーからの場合には,アンバーはいずれも大きい(30×40μm
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1978/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
鈴木 貞雄 |
電力技術研究所系統絶縁部絶縁材料研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
三層押出XLPEケーブル | * |
絶縁劣化 | |
ボイド | |
水トリー | |
異物 |