電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

177082

タイトル(和文)

直流送電線の電線周囲電界とイオン流分布(その3)-電線配置のコロナ特性におよぼす影響の理論的検討-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,直流送電線の電線表面電位の傾き,コロナ電流,線下イオン流密度および線下電界の電線配置による影響を,空間電荷による電界の変化を考慮して理論的に検討したものである。対象とした送電線は330平方mm2導体を用いた単極および双極一回線送電線である。各パラメータの影響は空間電荷のない場合の最大電線表面電位の傾き一定の条件下で比較を行い,以下の結果を得た。1.単極直流送電線の場合,電線地上高の増加に伴って電線表面電位の傾きおよびコロナ電流はかなり減少する。2.双極直流送電線の場合,極間距離の増加に伴って電線表面電位の傾きおよびコロナ電流は減少するが,電線地上高の影響はわずかである。3.線下イオン流密度最大値は,電線地上高のほぼ2乗に逆比例する。

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1978/05/01

報告者

担当氏名所属

須永 孝隆

電力技術研究所電子応用部電子技術研究室

キーワード

和文英文
コロナ特性 *
直流送電線
電線配置
電線表面電位の傾き
電界計算
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