電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

177055

タイトル(和文)

タービン高速制御による安定度向上策(第1報)-火力ガバナー系のシミュレーションとその動特性-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

最近の大容量火力発電機は,タービン側蒸気時定数の増大と単位慣性モーメントの減少により負荷遮断時の加速が大きくなる傾向にあり,この加速抑制のために通常のガバナー機構とは別に制御弁(加減弁,インターセプト弁)を急速に閉じる機構が附加されている。一方,電力系統の安定度は一段と厳しくなっており,安定度向上対策として,加速抑制のために附加されたガバナーの急速閉機構を積極的に活用することが考えられている。また,電力系統事故時の運用計画において,ガバナー系が高感度に動作することが系統の安定化対策に大きく影響することが明らかになっており,その動作条件を正確に把握しておく必要性が高まっている。本報告は,ガバナーの急速閉機構の開閉動作を含めた精密なガバナーモデルを作成し,それらが電力系統の安定度に及ぼす影響を検討したものである。

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1978/07/01

報告者

担当氏名所属

谷口 治人

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

植田 清隆

電力技術研究所電力システム部電力回路研究室

上之薗 博

電力技術研究所

キーワード

和文英文
安定度 *
ガバナ
モデル
安定化
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