電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
177039
タイトル(和文)
電気機器漏電時における人体分流電流の実験的検討
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
近時,配電系統においては供給力の増加および電力損失の軽減に大きな効果が期待出来ることから,400V級配電の検討が進められている。しかし,400V級配電への移行に当っては,信頼性の向上や電気機械器具の技術的諸問題などと共に,公衆に対する保安面に関する問題解決のための検討が重要課題として提起される。その対応策として,屋内電気機器の金属性外箱を接地することにより漏電事故発生時に人体分流電流(IB)を小さくする考え方がある。その有効性を確認するために,人体抵抗-接触電圧の非直線特性を等価的に模擬した人体抵抗模擬回路を使用して,大地上の人体が漏電事故発生機器(単相230V)に接触した場合のIBを測定すると共に,外箱接地電極周辺の大地面電位上昇を考慮した等価回路によるIBの計算値とについて比較考察を進め,IBの検討に際して上記等価回路によって計算すればよいことが分った。
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1978/03/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
清水 旻 |
電力技術研究所送配電部高調波現象研究室 |
共 |
島田 喜弘 |
電力技術研究所UHV送電線建設技術部技術課 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
400V配電 | * |
保護保安 | |
電撃 |