電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
177035
タイトル(和文)
パイプ形エレメントによる高速大容量限流ヒューズの開発(その3)-交流における溶断およびしゃ断特性-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
高速冷媒(大気自然冷却,空気強制冷却,液体窒素強制冷却,冷水強制冷却,静止シリコン油冷却の5種類)による内部直冷式のパイプエレメント形ヒューズに交流短絡電流を通じて次の項目を検討した。(1)交流溶断特性,(2)限流特性,(3)しゃ断特性,(4)エレメント寸法(ノッチ数,ノッチ幅,ノッチ内厚,平坦部肉厚)の影響,(5)高電圧化方式(長尺ヒューズ,多連ヒューズ)とその実施例。定格2kVのユニットヒューズを用い最高8直列(合計長さ160cm),16kVまでの高電圧しゃ断テストを実施したところ,2kVユニットヒューズと同一のしゃ断特性を示し,また各ヒューズの分担電圧も均一であった。この結果,8連結ヒューズを一段とし,それを数段重ねることにより回路電圧100kV,連続通電電流10kA級の交流限流ヒューズも製作可能と判断される。
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1978/03/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
稲葉 次紀 |
電力技術研究所系統絶縁部電力遮断研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
限流ヒューズ | * |
パイプエレメント | |
高電圧しゃ断テスト | |
分担電圧 | |
多連ヒューズ |