電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
177022
タイトル(和文)
パイプ形エレメントによる高速大容量限流ヒューズの開発(その2)-最小溶断電流通電時における温度特性-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
内径3mmの銀パイプをエレメントを挿入し,その内部に冷媒を高速貫流させた限流ヒューズに最小溶断電流を連続通電した場合の熱的諸特性を解明した。(1)安定通電限界におけるエレメントの平均温度は,液体N2冷却(-150度),冷水冷却(160度),空気冷却(590度),大気自冷(700度)の順に高い。(2)大気自冷では,温度分布はエレメント中央が高くなる。空気,低温N2ガス冷却では中央から冷媒流出側にかけて温度が上昇する。液体N2冷却では軸方向にほぼ一定値を示す。(3)冷媒が奪い得る最大熱量,臨界熱負荷qcは,大気自冷で約19W/平方cm,空気冷却で約65W/平方cm(圧力4kg/平方cmG時),冷水冷却で約900W/平方cm(流量4■/分時)まで実測した。これらは質量速度G=質量×
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1977/11/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
稲葉 次紀 |
電力技術研究所系統絶縁部電力遮断研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
限流ヒューズ | * |
パイプ形エレメント | |
最小溶断電流 | |
臨界熱負荷 | |
冷媒 |