電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
177010
タイトル(和文)
直流250kV CVケーブルの絶縁性能
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
超長距離直流海底ケーブルの開発を目指し,250kV級直流CVケーブルの開発研究を,CIGRE推奨形式試験(最大で定格電圧の2倍の課電)用短尺サンプル,長期課通電試験(定格電圧の1~1.3倍の課電)用長尺サンプルに分けて実施し,下記の結果を得た。(1)両サンプルともかなりの絶縁破壊を経験したが,一部を除いて最終的には過酷な試験に耐えた。(2)破壊点の解体調査から,絶縁破壊の原因として絶縁体中に存在する不整(突起,空隙など)が考えられた。これらを回転楕円体で近似して近傍の電界を計算した。(3)課電試験で得られたデータをバザード確率紙(ワイブル形)を用いて解析し,ケーブルの破壊特性が折れ曲った二本の直線に回帰し,二群の特性に分かれることが判明した。(4)空間電荷効果や添加剤の効果
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1977/09/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
深川 裕正 |
電力技術研究所送配電部電線路研究室 |
共 |
坂本 雄吉 |
電力技術研究所UHV送電線建設技術部 |
共 |
今城 尚久 |
電力技術研究所送配電部電線路研究室 |
共 |
鈴木 寛 |
武山センター試験研究部技術課 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
直流海底ケーブル | * |
CVケーブル | |
不整 | |
絶縁破壊 | |
ハザード確率紙 |