電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
175061
タイトル(和文)
大気中交流アークの自然消弧特性
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
大気中アークの自然消弧特性を広範囲にわたって見積るための実験式を求めた。まず特に単純な電極配置を用いた屋内での実験結果を示した。次に大気中アークの電界電流の静特性と回路条件とから消弧時のアーク長を計算により求めた。次に実験結果を利用して消弧可能限界と自然消弧時間の実験式を求めた。以上の結果に風の影響についての若干の考察を加えた。その方法を応用し,二次アークの消弧特性を示す式を求めた。他の実験者の結果との比較等から考えると,本報告で求めた式は,電源電圧:2000~50000V,電流:2~5000A,電極間距離:0.1~3mのアークについて適用できそうである。以上の実験式の導出によって,超々高圧以下の電力系統における故障アークの自然消弧時間,あるいは再閉路に必要な無電圧時間を予測することが可能となった。
概要 (英文)
報告書年度
1975
発行年月
1976/05
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
半田 栄 |
電力技術研究所系統絶縁部電力遮断研究室 |
共 |
清水 正和 |
武山センター試験研究部試験課 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
大気中アーク | * |
消弧可能限界 | |
自然消弧時間 | |
無電圧時間 |