電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
105
タイトル(和文)
極低温ケーブルに関する研究
タイトル(英文)
STUDY ON THE CRYOGENIC RESISTIVE CABLE
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
極低温ケーブル送電に関する研究は昭和46年以来,極低温送電研究推進委員会のもとに,電気絶縁,発生熱・熱絶縁,冷却材の流動特性・初期冷却法さらに管路構造材などの分野別に基礎的な実験研究を行うと共に,システム設計法の検討を行い結果をその都度とりまとめ報告して来た。本報告はこれらの基礎実験研究の成果を総合的にとりまとめたものである。極低温ケーブルの基礎研究として残されたものとして附属品の開発研究があるものの,コンポーネント研究はほとんど終了の段階にあり,今後の実用化研究を行うに要求される各種研究課題を抽出した。各コンポーネント研究成果を中心に実用極低温ケーブルの概念設計を行い,275kV級ではケーブルコア外部冷却でよいこと,500kV級ではコア内部冷却を併用しなければならないことを明らかにした。また,残された諸課題を解決するための研究計画を記した。
概要 (英文)
SINCE 1971,COMPONENT STUDIES ON THE CRYOGENIC RESISTIVE CABLE,EXCEPT MANY KINDS OF ACCESSORIES,HAVE SUCCESSFULLY BEEN CONDUCTED IN THE FIELD OF ELECTRIC INSULATION,ELECTRICAL LOSS,THERMAL INSULATION,COOLANT(LIQUID NYTROGEN)FLOW,INITIAL COOLDOWN AND STRUCTUAL STRENGTH AT THE LOW TEMPERATURE. THIS PAPER COMPREHENSIVELY DEALS NOTONLY WITH MANY BASICAL EXPERIMENTAL RESULTS BUT ALSO WITH THE SYSTEM DESIGN OF CRYOGENIC CABLES DUE TO THESE DATA. IN THE SECOND STAGE OF R &D THE FIELD TEST OF PROTOTYPE CABLE SAMPLE WITH 30-50 METER WILL BE REQUIRED.
報告書年度
1980
発行年月
1982/02
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
極低温送電研究推進委員会 |
極低温送電研究推進委員会 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
極低温ケーブル | CRYOGENIC CABLE |
液体窒素 | ELECTRIC INSULATION |
絶縁材料 | THERMAL INSULATION |
熱しゃへい | LIQUID NYTROGEN |
冷却材 | COOL DOAN |